4.2 ロールアウト
4.2.1 Compass にコンポーネント所有者とチームを追加する
コンポーネント所有者は、Compass に所有者として追加される前に、4.1.2.5 に記載されているコミュニケーションを受け取る必要があります。導入担当者グループが情報セッションに参加して、何をすべきか、またその理由を理解したら、Compass にコンポーネント所有者を追加する作業を開始します。
リソース
4.2.2 導入とデータ衛生を追跡する
完全なコンポーネント カタログを用意することは、Compass で成功するために不可欠であり、これにはコンポーネント所有者の労力はほとんど必要ありません。コンポーネント所有者とそのリーダーが何をすべきかを理解し、時間枠 (導入期間) について合意したら、導入とデータ衛生の追跡を開始します。
セクション 3.3 で作成されたコンポーネント衛生スコアカードは、導入グループとシニア リーダーに毎週送信されるコミュニケーション (コミュニケーション 4.1.2.3 と 4.1.2.4) のデータソースになります。
毎週の導入とデータ衛生に関するコミュニケーションに関するデータ
- Compass にログインして、上部のナビゲーションにある [コンポーネント] をクリックします。
- [スコアカード] フィルターをクリックして、[コンポーネント衛生] を選択します。


- [スコアカード ステータス] をクリックし、[Needs Attention (要注意)] と [Failing (失敗)] を選択して、結果をさらに絞り込みます。
必要な情報がまだ反映されていないコンポーネントのリストが、コンポーネント リストに返されます。
4.2.3 フィードバック ループと追跡のメリット
どのタイプのプロジェクトでもそうであるように、Compass のロールアウトに関連するメリットの実現を追跡し、伝えることが重要です。セクション 1.2 で特定されたゴールと目標は、各導入期間の前後に (適切な場合) 再検討する必要があります。次の導入に向けて改善できる点を特定し、ゴールと目標が達成されているかどうかを検証するために、各導入期間の後にコンポーネント所有者とエンジニアにフィードバックを求める必要があります。プロジェクトの当初のゴールと目標の達成に向けた進捗状況を概説するコミュニケーションを、上級関係者と Compass の導入担当者に送信する必要があります。
